朝鮮で首都ピョンヤン市の和盛地区1万世帯住宅建設の着工式が2月12日、盛大に行われた。
金正恩朝鮮労働党総書記、朝鮮民主主義人民共和国国務委員長が着工式に出席した。
和盛地区1万世帯住宅建設は、朝鮮労働党第8回大会が示した平壌市5万世帯住宅建設計画に基づくもので、昨年に計画通り終了した松新・松花地区1万世帯住宅建設に続く工事。
着工式を報じた「労働新聞」(13日付)など朝鮮のマスコミは、「朝鮮労働党が連続的に、果敢に展開する住宅の建設は、この地で人民の尊厳が誇示され、幸福が全面的に実現される繁栄強国の新しい国づくりを早めることに全てを服従、志向させる偉大な党の人民大衆第一主義理念と頑強な実践力のはっきりした誇示である」と指摘している。
金正恩総書記が「和盛地区の大変革によって首都建設の大繁栄期を一層輝かそう」という意義深い演説を行った。
金正恩総書記は、今年の建設部門の最も主なる課題の一つである和盛地区1万世帯住宅建設は、昨年から始まったわが党の宿願事業である平壌市住宅展望目標遂行の2度目の工事であると同時に、この地区に新しい近代的な都市区画を形成するための第1段階の建設であることについて述べた。
金正恩総書記は、昨年、不屈の闘志、粘り強い努力によって、平壌の東の関門である松新・松花地区に1万世帯の素晴らしい街を建設することで、第8回党大会の決定貫徹の2年目に計画通りに和盛地区の住宅建設を推し進められる確実な成果と保証をもたらした軍民建設者の偉勲を高く評価した。
金正恩総書記は、和盛地区で展開される1万世帯分の住宅建設で高揚した闘争意欲と攻勢的な前進の気概が強く発揚され、より固い確信を与え意義のある大きな成果が収められるとの確信を表明するとともに、今年の大建設戦闘を強力に、用意周到に展開する上で提起される課題と方途を提示した。
金正恩総書記は、全国的範囲に広がっている大建設戦線で和盛地区1万世帯住宅建設は最も先行すべき基本戦域であることを明らかにし、党の建設政策を完璧かつ徹底的に実行する上で和盛地区に展開された建設部隊が当然先頭に立ち、全ての建設戦域のモデルになって聖なる建設大戦に知恵や熱情、闘志を惜しみなくささげるとの期待を表明した。
着工式では、党にささげる決意文を金正官氏が朗読した。
和盛地区1万世帯住宅建設の着工を知らせる発破の爆音が、二月の空を揺るがせた。(了)