朝鮮外務省は、朝鮮が行っている極超音速ミサイル試験発射など一連の措置は、「国家戦略武力の現代化課題を実現するための正常な国防力強化措置の一環」と指摘、朝鮮の自衛権の行使を問題視する米国を非難した。
25日、同省HPに掲載した「主権国家の正々堂々とした自衛権の行使」と題する文で、「国家の安全を担保し、人民に平和で安定した環境を保障するための国防力強化は、主権国家の当然の権利、真正な本分であり、誰もこれを口実に非難することはできない」と強調した。
今年に入ってわれわれの国防力強化で輝かしい成果が次々に成し遂げられ、世界の数多くの人々の関心を集めている。
最近、われわれが行った極超音速ミサイル試験発射などは、国家戦略武力の現代化課題を実現するための正常な国防力強化措置の一環で、ある特定の国や勢力を狙ったものではなく、それによって周辺国の安全に危害を及ぼしたことは全くない。
それにもかかわらず、米国は主権国家の堂々とした自衛権行使を「挑発」と「脅威」と罵倒し、国連安保理でわれわれに対する非難騒動行っただけではなく、単独制裁まで加えながらわれわれの自衛権を去勢するための策動に執拗にしがみついている。
ロシア科学院極東研究所朝鮮研究センター上級研究員は、米国のこのような神経質な反応は、米軍部がまだ該当するすべての試験を経た極超音速兵器を持っていないことからもたらされたとしながら、現在、朝鮮は極超音速兵器分野で米国よりはるかに先んじており、これらのミサイルは朝鮮の自主権守護と国境の不可侵を確保するために不可欠であると主張した。
ロシアのある軍事論評価も、バイデン行政府がどのような譲歩もなく朝鮮の一方的で完全な非核化だけにこだわり、圧迫度数を引き続き強化している状況で、朝鮮は核とミサイル潜在力を強化する道を選択するしかないと評した。
これは国際的に、われわれの国防力強化措置が日増しに不安定化している朝鮮半島の軍事的環境に対処し、国家の尊厳と国権、国益を守護するための必須で正当な自衛権行使になることに対する共感の声が日々高まっているということを示す実例だ。
国家の安全を担保し、人民に平和で安定した環境を保障するための国防力強化は、主権国家の当然の権利、真正な本分であり、誰もこれを口実に非難することはできない。(了)