朝鮮の祖国平和統一委員会が運営するウェブサイト「わが民族同士」のTVコーナーで、「秋の扇子」と題した映像編集物を上げた(9月15日)。
「秋の扇子」とは、秋になれば夏に必要だった扇子の必要性がなくなるように、歳月が流れれば必要でなくなり捨てられる運命にあることを比喩した言葉。
わが民族同士TVは「秋の扇子」で、アフガニスタンで同盟国を裏切り傀儡政権を一朝に捨て去った米国の行動をみて、南朝鮮では韓国も親米事大根性を正さなければ「秋の扇子」の運命を免れないとの声が沸き上がっていると指摘した。
アフガニスタン事態以後、米国のEUの同盟国などは、米国に対する不信感をあらわにして、米国依存から抜け出すための議論が盛んにおこなわれているのは周知の事実。
わが民族同士TVは」はこのような中で、唯一南朝鮮だけは、「米国との友好関係は必須だ」「韓米同盟は異なる」などと主張して、親米事大主義、米国依存に一層どっぷり浸かっていると指摘した。
わが民族同士TVは、また「宗主国のご機嫌をうかがい、腰をより深く追って頭を下げる南朝鮮為政者の姿に吐き気がする」と嫌悪感を露わにし、次のように指摘した。
「昔から天がもたらした禍は避けることができるが自らが招いた禍は避けることができないという。親米事大依存政策を正さない限り、秋の扇子の運命から決して逃れることはできない」と強調した。(了)