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朝鮮は社会主義を守る道で中国とともにある 朝鮮側、米の台湾問題介入を非難

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 朝鮮中央通信は15日、米国による台湾問題に介入する米国を非難する、国際問題評論家 金明哲の論評を配信した。

 論評は、「鋭敏な台湾問題に執着する米国の下心は、それを対中国圧迫手段として中国の成長を抑止し、国を分裂、瓦解させ、結局のところ社会主義制度を抹殺しようとするところにある」と非難、「中国の党と政府は、米国の策動を『一つの中国』の原則と中米3つの共同コミュニケに対する公然たる挑戦、中国の核心利益を侵害する横暴な行為として糾弾して、内外の反統一勢力の策動を粉砕し、台湾問題を解決して国の統一を実現しようとする意志を厳かに宣明した」と指摘した。

 また論評は、「「二つの中国」を作り上げようとする外部勢力の企図に断固と反対し、国の主権と領土保全を守ろうとする中国の党と政府の立場は、朝鮮人民の全面的な支持を受けている」と指摘、「朝鮮人民は、米国の内政干渉と分裂策動を排撃し、社会主義偉業を守る道でいつも中国人民と共にあるであろう」と強調した。

 以下は「『一つの中国』の原則に対する挑戦」と題した論評の全文。

 最近、米国が対中国圧迫攻勢の一環として台湾問題に露骨に介入し、中国の主権と領土保全を脅かしている。

 米行政府は、去る4月、台湾との往来制限を緩和し、政府的接触を奨励する新たな指針を発表し、6月には米議会上院議員らが「ワクチン提供」の名目の下で軍用機に乗って台湾を訪れるのを黙認した。

 また、7月中旬、米軍特殊作戦機と輸送機を次々と台湾空港に着陸させ、8月には7億5000万ドル分のハイテク軍事装備を販売すると決定した。

 台湾の「総統」を国際「会議」に招請しようとすると公に発表するなど、台湾「独立」勢力に力添えすることにも熱を上げており、台湾問題に日本と南朝鮮、欧州をはじめとする同盟者を引き入れて中国に対する国際的な圧迫構図を形成してみようと画策している。

 鋭敏な台湾問題に執着する米国の下心は、それを対中国圧迫手段として中国の成長を抑止し、国を分裂、瓦解させ、結局のところ社会主義制度を抹殺しようとするところにある。

 国の分裂を阻み、統一をなし遂げるのは中国の主権と安全、領土保全に関する問題であって、誰も干渉する権利がない。

 米国の策動は、自分らの不純な目的を実現するためなら、手段と方法を選ばないアメリカ帝国の本性をありのまま見せている。

 今、中国は国の永久分裂を狙っている米国の策動に立ち向かって強硬に出ている。

 中国の党と政府は、米国の策動を「一つの中国」の原則と中米3つの共同コミュニケに対する公然たる挑戦、中国の核心利益を侵害する横暴な行為として糾弾して、内外の反統一勢力の策動を粉砕し、台湾問題を解決して国の統一を実現しようとする意志を厳かに宣明した。

 「二つの中国」を作り上げようとする外部勢力の企図に断固と反対し、国の主権と領土保全を守ろうとする中国の党と政府の立場は、朝鮮人民の全面的な支持を受けている。

 新しい戦争挑発の準備に狂奔している米国は、朝鮮半島とその周辺にも武力を絶えず増強して、わが民族と国土の分裂を永久化し、地域の平和と安定を破壊するために執ように策動している。

 朝鮮人民は、米国の内政干渉と分裂策動を排撃し、社会主義偉業を守る道でいつも中国人民と共にあるであろう。(国際問題評論家 金明哲)