朝鮮外務省は16日に外務省スポークスマン談話を発表したのに続き、21日には朴ミョングッ外務省副相の談話を発表、さらに22日にはHP上に「社会主義を固守するためのキューバ人民の戦いは必ず勝利する」との文を載せ、キューバの反政府デモを背後操縦する米国を非難し、キューバ政府と人民に全面的な支持と連帯を送った。
朴ミョングッ外務省副相は、「キューバ事態の真犯人、背後操縦者は他でもない米国だ。騒ぎが起こった直後に米高位層が直接出て反政府デモを極力あおって扇動したという事実がこれを立証している」とし、次のように指摘した。
この機会にキューバの社会主義制度を抹殺してみようとした彼らの企図が水泡に帰すると米国は「人権擁護」の看板の下にキューバに対する内政干渉的な策動に執拗にしがみついている。
しかし、世紀と年代をつなぐ米国の非人間的な反キューバ経済封鎖も、インターネットを通じた狡猾な反政府心理謀略戦も社会主義と革命を最後まで守ろうとするキューバ人民の革命的意志を決して挫くことはできない。
私は米国の反キューバ圧殺策動を断固排撃し、国の尊厳と自主権、血で勝ち取った社会主義の獲得物を最後まで守る全人民的な闘争に決起したキューバ政府と人民に全面的な支持と連帯を送る。
過去と同様に、われわれは、敵対勢力の侵略と挑戦を退け、社会主義の共同の偉業を勝利的に前進させていくための闘争の一つの塹壕で、いつも兄弟的なキューバ政府と人民と肩を組んで一緒に立っている。
キューバ政府と人民の正義の偉業は必ず勝利する。
一方、22日にHP上に掲載された「社会主義を固守するためのキューバ人民の戦いは必ず勝利する」との文は、ラウル・カストロ大将、ミゲル・ディアスカネル主席が参加して行われた群衆集会など、反政府デモを制圧するキューバ政府と人民の戦いを詳しく紹介、次のように指摘した。
キューバ革命の歴史的な指導者であるフィデル・カストロ最高司令官、ラウル・カストロ大将の革命偉業は、今日キューバ人民の絶対的な支持と信頼の中で選挙されたミゲル・ディアスカネル主席によって継承発展している。
世界の多くの国の進歩的人民は、主権国家の内政に対する米国の干渉策動を断固糾弾排撃しており、社会的政治的安定を達成するためのキューバ人民の正義の闘争に全面的な支持と連帯を送っている。
フィデルの思想があり、革命の周りに一つになった人民があり、「祖国か死か、我々は勝利する！」とのスローガンが変わらない限り、米国の内政干渉を断固撃退し、現難局を成功裏に克服し、社会主義の旗をしっかり守っていくためのキューバ人民の闘争は必ず勝利であろう。（了）
