Korea News.com(コリアニュース.com)

激動する朝鮮半島のニュースを正確、迅速に伝えるべく努力します。 朝鮮半島の平和と統一、朝日の親善、アジアと世界の平和を願って。

【スポンサーリンク】

黄海南道安岳郡月池里一帯で高句麗時代の古墳と遺物を再び発掘

f:id:gwangzin:20210702172558j:plain

 朝鮮の黄海南道アナックンウォルジリ(安岳郡月池里)一帯で、高句麗時代の古墳と遺物が引き続き発掘されている。

「労働新聞」(6.29)はじめ朝鮮のマスコミが報じた。

報道によれば、最近、社会科学院考古学研究所の古跡発掘隊員たちは、月池里一帯で高句麗(B.C.277年―A.D.668年)時代の石室封土墳9基と金の垂れ飾り、金の鈴、銀の腕輪、銀の指輪、棺釘、土器のかけらなど多くの遺物を再び発掘した。

 月池里所在地を中心にして広い地域に分布している各古墳は、切石で玄室をつくり、盛土をした一間石室封土墳であり、各玄室の大きさは長さ2.3~3.24メートル、幅1.4~2.15メートルくらいである。

 各古墳は、羨道と玄室から成っている。

 羨道は、玄室の南壁の中心にあるのもあり、東方に片寄っているのもある。

 玄室の底は粘土固めをした後に炭を敷き、その上に灰塗りをしており、壁は切石で積み、表面に1~2センチほどの厚さで灰を塗ってつくった。

 玄室の底には、ほぼ全面を占める一つの棺台が東西、または南北の方向に置かれている。

 玄室の天井は、高句麗時代の伝統的な形式である平行三角支え式になっている。

 今、社会科学院考古学研究所では、その成果を強固にする一方、安岳郡月池里一帯に対する調査、発掘を深めている。(了)

f:id:gwangzin:20210702172713j:plain

f:id:gwangzin:20210702172733j:plain

f:id:gwangzin:20210702172754j:plain