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世界を欺く日本の荒唐無稽な拉致騒動 朝鮮外務省が非難

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 朝鮮外務省は15日、同省リ・ビョンドク日本研究所研究員の「世界を欺く日本の荒唐無稽な拉致騒動」と題する文をHPに掲載した。

 文は、日本が国連で拉致問題に関する画像討論会を開催すると発表したことと関連、「明確にしておくが、拉致問題は、われわれの誠意と努力によって、すでに不可逆的に、完全無欠に解決された」と指摘、「前世紀の40年余りの間、わが国を不法、非法的に、強制的に占領して、840余万人の朝鮮人強制拉致連行、100余万人の朝鮮人虐殺、20余万人の女性たちに対する日本軍性奴隷の強要など、天人共怒する特大型人倫犯罪を、どんな方法を用いても覆い隠すことに凶悪な狙いがある」と強調した。

 また文は、拉致騒動が「われわれに対する敵対的拒否感が骨髄に満ちた者たちと「拉致産業」に命綱をかけている勢力が結託して作り上げた、日本の内部の問題であることを改めて世の中に証明してみせた」との見方を示し、「日本は、必ずその代価を払うことになるだろう」と警告した。

以下は、「世界を欺く日本の荒唐無稽な拉致騒動」の全文。

 日本政府は、5月19日、国連で拉致問題に関する画像討論会を開催すると発表した。

 6月29日、日本がアメリカ、オーストラリア、欧州同盟と共同で開催する画像討論会では、日本の内閣官房長官の基調講演に続き、拉致関連団体、非政府組織の関係者が発言することで国際的な連帯の重要性を訴えるという。

 一方、5月21日、米国駐在日本大使館は、画像討論会に国連駐在各国代表部と拉致被害者家族、人権の専門家などを招く公報文まで出した。

 明確にしておくが、拉致問題は、われわれの誠意と努力によって、すでに不可逆的に、完全無欠に解決された。

 日本が拉致問題を対内外的にあちこち見苦しく持ち歩いて物乞い外交、請託外交に明け暮れたあげくに、今回国連の舞台でまで反共和国謀略騒動を繰り広げてみようと図っているのは、前世紀の40年余りの間、わが国を不法、非法的に、強制的に占領して、8​​40余万人の朝鮮人強制拉致連行、100余万人の朝鮮人虐殺、20余万人の女性たちに対する日本軍性奴隷の強要など、天人共怒する特大型人倫犯罪を、どんな方法を用いても覆い隠すことに凶悪な狙いがある。

 またここには菅内閣の政権延長のための政略的打算も働いている。菅政権は前任者である安倍が拉致問題を長期政権に利用した手法をそのまま再現して、世界的な悪性伝染病事態とそれによる経済低迷によってもたらされた政権の危機を免れてみようとしている。

 日本が拉致問題に食い下がれば食い下がるほど人類の良心の前に彼らの醜い姿と不純な企図だけをよりさらけ出すだけである。

 今回、日本は、拉致問題はこれ以上朝日の間の問題ではなく、日本の人々自体が認めたように、われわれに対する敵対的拒否感が骨髄に満ちた者たちと「拉致産業」に命綱をかけている勢力が結託して作り上げた、日本の内部の問題であることを改めて世の中に証明してみせた。

 拉致看板を前面に持ちだして極悪非道な反共和国敵対行為を躊躇なく強行している日本は、必ずその代価を払うことになるだろう。

 日本の悪賢い下心を見抜けず相槌を打つ国々も、今回の騒動でもたらされる負の後遺症に対して熟考して自重しなければならないであろう。(朝鮮外務省リ・ビョンドク日本研究所研究員)