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金日成総合大学で先端水準の炎原子吸光光度計を朝鮮式に研究、製作

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 金日成総合大学の科学者たちが炎原子吸光光度計を開発した。

 この光度計は炎光度分析と原子吸光分析をともにできる先端水準の分析設備だ。

 「労働新聞」が4日付で報じた。

 同紙は、「われわれの科学者によってもう一つの先端分析機器がわれわれ式に開発されることによって、国の科学技術の発展と人民経済の各部門で提起される分析技術的な問題を円満に解決していくうえで明るい展望が開かれた」と指摘した。

 一般的に、原子吸光分析法は、多くの金属、非金属元素定量分析で、炎光度分析法は、アルカリおよびアルカリ土類金属の微量分析で非常に迅速、正確なことが知られている。

 これらの分析をすべて共にすることができる炎原子吸光光度計は、多くの種類の無機微量成分と有機物質を少ない量の試料を持っても非常に高い精度で選択的に定量分析することができることで、経済部門と科学研究部門で広く利用されており、現在、その製作技術は、いくつかの先進国で独占している。

 この炎原子吸光光度計では、アルカおよびアルカリ土類金属レアメタルなど、ほぼすべての金属と様々な非金属成分の分析を高感度で迅速、正確にできるという。そのため、鉱物資源をはじめとする様々な資源探査と採取、また金属、化学工業と製薬、食料工業部門で原料、工程、製品の分析などに効果的に利用できるという。(了)