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「転倒黒白(てんとうこくびゃく)の極致」 朝鮮外務省、西側の人権騒動を非難

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 朝鮮外務省は21日、ホームページに人権問題と関連した記事を載せ、欧米と理念と生活様式を異にする反帝自主を掲げる諸国の「人権問題」をでっちあげ、侵略と干渉の武器にするバイデン政権とEU諸国の横暴を指弾した。

 「人権犯罪者の『人権』騒ぎ」、「西側諸国の人種差別行為は徹底して終息されなければならない」、「転倒黒白(てんとうこくびゃく)の極致」と題する記事で朝鮮外務省は、自国を人権不毛の地にするばかりではなく、他国に侵略して行っている残虐行為を暴露し、「西側の人権蹂躙こそ国際社会が正さなければならない焦眉の問題」と指摘している。

以下は「転倒黒白(てんとうこくびゃく)の極致」の全文

 最近、国連人権舞台で、世界人権妨害と災難の張本人である西側諸国が再び「人権擁護」の看板の下で身の程知らずに、われわれをはじめとする個別国家の「人権」状況を問題視して、人々の嘲笑を誘った。

 今この時刻にも西側諸国では、勤労人民大衆が各種銃器、凶器による犯罪の犠牲になっており、犯罪、暴力集団が社会全般を統制していることが普遍的なことになりつつある。

 女性たちに対する差別的な暴力行為も言葉ではすべて表現できないほどである。

 一部の西側諸国の実態だけを見ても、勤労女性の約60%が職場でセクハラを受け、数多くの女性と少女、移民女性たちが人身売買、性的搾取、強制労働など、様々な暴行の犠牲になっている。

 人間憎悪思想が氾濫して、お互いがお互いを憎悪し、家なく流浪乞食する人の数は過去の時期よりも倍増して路上を埋めているが、人民の膏血を絞り奪って生きていく特権層とその代弁者たちは、西側世界を実態とは異なる「自由の楽園」、「民主の灯台」と広告している。

 自分の国を人権不毛の地にするだけでなく、「人権擁護」、「反テロ」など、様々な美名の下で敢行する武力侵攻、海外武力駐留を奇貨に、西側は世界の多くの国々で人間憎悪、民族排他主義が棲息する「人権蹂躙展示場」を公然と設けて民間人殺戮、捕虜拷問、虐待、性的暴行など計り知れない恥辱と不幸を強要している。

 また、「自由」と「民主主義」を扇動し、世界各所で火種という火種を仕込んでおいて、その熱波を避けてドアをノックする避難民を強制移住、収容所監禁という非人間的、非人道主義的門口で迎えている。

 西側の人権蹂躙の実態こそ、国際社会が正さなければならない焦眉の問題にならざるを得ない。

 転倒黒白(てんとうこくびゃく)にも程度がある。

 西側の政治家は、自身の境遇をしっかり見つめて、他人をむやみに攻撃する悪習を捨てなければならない。

 一握りにもならない一部の勢力が、われわれの人権状況をどのように評価しても、何を言ってもわれわれは、全人民が世界にうらやむことがない豊かな社会主義社会を立派に打ち立てるであろう。(了)