朝鮮中央通信の報道(24日)によれば、平壌市1万世帯住宅建設の着工式が23日、寺洞区域の松新、松花地区で行われた。
金正恩総書記が着工式に出席し演説した。
年初に行われた朝鮮労働党第8回大会では、新たな5カ年計画の期間、平壌市に朝鮮労働党の崇高な以民為天の理念と主体的建築美学思想が凝縮した5万世帯の近代的な住宅を建設する目標を掲げた。
朝鮮中央通信は「われわれの国力と社会主義文明を誇示する新しい人民の理想通りを建設することになる大規模住宅建設は、わが党と政府にとって最重大課題であり、特に今年1万世帯の住宅を建設して首都市民に与える事業は党中央委員会第8期第2回総会の決定を決死の覚悟で貫徹するための壮大な創造大戦である」と伝えた。
金正恩総書記が、人民への愛と建設者に対する限りない信頼で充満した演説を行った。
朝鮮中央通信は演説内容を次のように伝えた。
金正恩総書記は、平壌市5万世帯の住宅建設は首都市民により安定した文化的な生活条件を提供するためにわが党が大胆に構想し、準備してきた宿願事業であり、徹頭徹尾、国家の財産と勤労者大衆の創造的労働の結果がそのまま勤労者自身の福利となるようにするための崇高な事業であると述べた。
金正恩総書記は、今年の1万世帯の住宅建設が膨大な工事ではあるが、首都市民の生活と直結しており、党大会の決定を狂いなく貫徹するための初年度の重要な政治的活動であるため、無条件に推し進めることにしたと述べ、この過程にわが国家の潜在力とわが人民の創造力は今一度大きく誇示されると強調した。
金正恩総書記は、わが国家第一主義を掲げて富強と繁栄へと進む今日、首都の5万世帯の住宅建設場は社会主義建設の新たな高揚期、激変期を象徴する主要攻撃戦線となるであろうし、社会主義建設を段階別に確信をもって強化、発展させる新しい前進の時代、活力の時代を開くことになるとの確信を披歴した。
金正恩総書記は、今日の大建設は、首都の建設史においても記念碑的な意義を有すると述べ、党中央が真っ先に信頼した人民軍が建設闘争においても自分の戦闘的気質を余すところなく発揮し、全ての建設者が創造的熱意と努力、熱烈な愛国心で確固たる勝利を収めるとの期待を表明し、建設において提起される課題を提示した。
金正恩総書記は、この世で一番立派で偉大なわが人民の素晴らしい拠りどころとなる理想的な市街の建設に汗と熱情を惜しみなく捧げることより誇らしく幸せな、誉れ高いことはないと述べ、より美しく、より壮大に変貌するわれわれの首都の明日のために、新しい文明を思う存分創造し享受するわれわれの父母兄弟と子供たちのために、第8回党大会の決定の立派な実行のために力強く闘っていこうと熱烈に呼びかけた。
金正恩総書記が、平壌市5万世帯住宅建設指揮部の旗を直接指揮メンバーたちに授与した。
着工式では、金正官国防相(朝鮮人民軍次帥)が建設者を代表して決意を表明した。