Korea News.com(コリアニュース.com)

激動する朝鮮半島のニュースを正確、迅速に伝えるべく努力します。 朝鮮半島の平和と統一、朝日の親善、アジアと世界の平和を願って。

【スポンサーリンク】

【資料】「人権犯罪者の『人権』騒ぎ」 朝鮮外務省、EUの人権騒動を非難

f:id:gwangzin:20210323095255j:plain

 朝鮮外務省は21日、ホームページに人権問題と関連した記事を載せ、欧米と理念と生活様式を異にする反帝自主を掲げる諸国の「人権問題」をでっちあげ、侵略と干渉の武器にするバイデン政権とEU諸国の横暴を指弾した。

 「人権犯罪者の『人権』騒ぎ」、「西側諸国の人種差別行為は徹底して終息されなければならない」、「転倒黒白(てんとうこくびゃく)の極致」と題する記事で朝鮮外務省は、自国を人権不毛の地にするばかりではなく、他国に侵略して行っている残虐行為を暴露し、「西側の人権蹂躙こそ国際社会が正さなければならない焦眉の問題」と指摘している。

以下は「人権犯罪者の『人権』騒ぎ」の全文。

 EUと加盟国の代表が国連人権理事会第46回会議で交互に少なからぬ国に向かって深い憂慮を示し、慨嘆する、声を高めなければならないと言い掛かりを付けている。

まるで「人権天国」から降臨した使徒であるかのように振る舞うEUの挙動に世界の人々は唖然としている。

 それもそのはず、今のEUを見れば、終わりが見えない内部矛盾と軋轢、葛藤と対立で一時も平穏な日がないからである。

 英国がEUという家の軒下から飛び出し 「決別」を宣言したのは最近のことである。

世界的な保健危機という激流に巻き込まれると、「団結」という基本的な理念はおろか、我先に生きてみようと悪鬼の争いを繰り広げるのがEUの姿だからだ。

数百、数千の避難民を海で溺れて死なせた事件をはじめ、世界を次々と驚愕させた事件のすべてがどこで公然と強行されたのか、人々は知らないわけではない。

 極度のイスラム憎悪と人種差別、他民族排外主義など、恐ろしい人権侵害犯罪が相次いで起こっているのも、他ならぬEUである。

 EUの「人権」というのは、動物の世界の弱肉強食が横行する人権、黄金万能の人権、腐敗堕落の人権に過ぎない。

 このようなEUは自分の家のことは放っておいたまま、他人の家のことに頭を突っ込んでおり、全くとんでもことだ。

 EUが言い掛かりをつけて他の国の「人権」を問題にしていることは、人々を唖然とさせている。彼らは一様に西側と価値観やライフスタイルを異にしている反帝自主的な国である。

 EUが発起した反共和国「人権決議案」を見てもそのように言うことができる。

 以民為天、為民献身の崇高な人民大衆第一主義の政治理念が社会生活全般に徹底的に具現されて、すべての人々が自主的権利と尊厳を存分に享受しているわが国では、「人権問題」が存在していない。これについては、わが国を訪れた多くの外国人も認めている。

 このような厳存する現実に背を向けたまま、罪を犯して故郷と父母妻子を捨てて逃亡した何人かの人間のゴミがでっち上げた虚偽、捏造資料を既成事実化しているEUの反共和国「人権」騒動は万人の呪いと糾弾を呼び起こしている。

 明確に言うが、EUが捏造した「人権決議案」は、わが共和国の尊厳とイメージに泥を塗ろうとする不純な政治的陰謀の極致である。

 今日に至っては、過去太平洋戦争の時期に人肉まで食した戦犯史を抱えている日本の反動勢力までがEUの「人権」騒動に合流しており、彼らが唱える「人権」が果たしてどのようなものかを知るのは難しくない。

 EUが人権騒動に必死になってしがみつく理由はいったいどこにあるのか。

 それは実際に人権問題に関心があってというよりは、日増しに天下に赤裸々に暴露されている彼らの内部矛盾と葛藤、人権蹂躙の実態を、何があっても隠蔽し美化粉飾してみようとする三文芝居の小細工にすぎない。

 EUが加盟国に蔓延する深刻な人権蹂躙行為は伏せて置いて、他の国の人権について取り上げること自体が二重基準の極致であるだけだ。

 EUが分別なく行動するならより大きな辱めを受けることになるということを留意し自重自粛するのが良いだろう。(了)