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「国権侵奪を狙った人権謀略騒動」 朝鮮外務省、人権の口実で内政干渉する西側を非難

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 朝鮮外務省は1日、ホームページに「国権侵奪を狙う人権謀略策動」と題した論評を掲載して人権を口実に他国の内政に干渉して政権転覆をためらいなく強行する米国と追従する西側の行為を厳しく断罪した。

 論評はまず、「西側は国権の上に人権があるという『論理』下で、人権には国境がないとか、人権への干渉は内政干渉ではない、などという荒唐無稽な詭弁を並べたてている」と指摘、「国際法を乱暴に違反しながら主権侵害行為もためらいなく強行している」のは、「西側式『人権基準』に基づく犯罪行為」であると非難した。

 論評はまた、「西側がお金をかけてよく演出する人権謀略劇は、単純に非難と糾弾だけで終わらず、最終的には政治化、国際化され武力侵攻、制度転覆につながっており、過去に多くの国が西側の『人権』騒動の魔手にかかって国権を侵奪された実例がこれを証明してくれている」としながら、「人権即ち国権であり、国と民族の自主権であり、それはひたすら闘争をしてこそ守ることができるということを歴史が教えてくれる真理であり、法則である」と強調した。

以下は「国権侵奪を狙う人権謀略策動」の全文。

 支配と隷属のない自由で平等な世界で真の権利を享有することは、人類が歴史発展の全行程で志向してきた念願であり熱望である。

 人間の権利は人民大衆が主人となった国家と社会を通じてのみ保障され、円満に実現される。

 しかし、西側は国権の上に人権があるという「論理」下で、人権には国境がないとか、人権への干渉は内政干渉ではない、などという荒唐無稽な詭弁を並べたてている。

 現在、西側が「集団強制労働」、「民主人士弾圧」などというとんでもない口実で他の国のイメージに泥を塗り、国際法を乱暴に違反しながら主権侵害行為もためらいなく強行しているのが、西側式「人権基準」に基づく犯罪行為の一端である。

 表では「人権擁護」、「民主主義」のベールに華麗に変身して世界人民の自主意識を麻痺させ、裏では犯罪者、悪党、反政府人物を糾合して騒乱を生じさせて、それを名分に他の国の内政に干渉することが西側の常套手法である。

 表裏が異なる西側の「人権」騒動は、彼らの気に入らない国々をいかなる手段を講じても除去して、必ずや世界を支配しようとする、大きな危険性を内包している。

 西側がお金をかけてよく演出する人権謀略劇は、単純に非難と糾弾だけで終わらず、最終的には政治化、国際化され武力侵攻、制度転覆につながっており、過去に多くの国が西側の「人権」騒動の魔手にかかって国権を侵奪された実例がこれを証明してくれている。

 ある西側の国の政界と学界の関係者が、西側の「人権外交」の最終目標は、不純分子を扇動して進歩的な国を倒すことにあり、「人権」の戦いは民心を勝ち取るための「闘争」と述べていることを見ても、「人権」の看板を盗用した西側の主権侵害行為、制度転覆陰謀の狡猾さと悪辣さを充分に知ることができる。

 今日、国際舞台では、特定国家の強権と専横によって、人権問題の解決の公正性と合法性は無視され、西側の利害関係に基づいて正義を不正義として犯罪視される弊害が乱舞している。

 テロと性的暴行、人種差別、麻薬犯罪などが盛んに行われている西側の人権状況が正しく取り上げられていることを見たこともないのが、今日の世界人権舞台の悲劇的実態である。

 歴史は妥協と屈従で人権と国権を担保された前例を知らず、どの国でも盲目的な挙手機になったとしても、西側の「人権」標的にならないという保証はないということを如実に示している。

 人権即ち国権であり、国と民族の自主権であり、それはひたすら闘争をしてこそ守ることができるということを歴史が教えてくれる真理であり、法則である。

 正義と平等を望む世界のすべての国は、国権侵奪を狙う西側の人権謀略策動に覚醒を高め、人権問題の政治化、二重基準、選択性に反対、排撃して積極的に闘争していかなければならない。(了)