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「江華島条約」から145年が過ぎても変わらない日本の侵略的本性 「わが民族同士」が論評

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日本は「雲揚」号事件を起こしそれを口実に朝鮮封建政府と隷属的な不平等条約を強要した

 「わが民族同士」は2月27日、「江華島条約」捏造から145年になることに際して、「145年が過ぎても」と題する論評を掲載して、「江華島条約」は「朝鮮民族の自主権と利益を全面的に侵害した侵略的であり、隷属的な不平等条約」であったと指摘、「その時から約1世紀半が過ぎた今日までも、日本反動層の侵略的、略奪的本性は変わらず朝鮮半島に対する侵略の歴史は続いている」と、過去の清算を拒否、再侵略を狙う日本を厳しく非難、断罪した。

以下に全文を紹介する。

 コウゾとカラタチが太古の昔から根付いて花の香り漂う江華島

 漢江の河口に位置する地理的条件のためか、外来侵略者の軍靴に頻繁に踏みつけられ苦しんできたこの島には、今から145年前に捏造された「江華島条約」とともに白昼強盗日本の朝鮮侵略の罪悪がはっきり刻まれている

 侵略的な「征韓論」を国策として、19世紀後半からわが国に対する強盗的武力侵攻に着手した日本は、「雲揚」号事件を口実に、すでに作られていた侵略計画に基づいて、朝鮮封建政府と隷属的な不平等条約の捏造にとりかかった。倭王の命令に基づいて1876年1月15日数隻の軍艦に何百人の侵略軍を乗せ、釜山に入った日本侵略者はわが国の南海と西海岸一帯を勝手に航海しながら非法的な測定を敢行し、武力デモで恐怖の雰囲気を造成した。大砲と軍艦で朝鮮封建政府を脅かし恐喝して1876年2月27日、ついに江華島で朝鮮封建政府に一方的な彼らの不当な要求条件を強制的に飲ませて12個の条項からなる 「江華島条約」を捏造した。

 「江華島条約」は、名称上朝日間の「修好条規」とされているが、本質においては朝鮮民族の自主権と利益を全面的に侵害した侵略的であり、隷属的な不平等条約であった。

 白昼強盗さながらの「江華島条約」で、日本はわが国に対する資本浸透の道を開いた。日本の侵略者は非法的な「江華島条約」に事実上の治外法権を規定して、朝鮮封建国家の主権行使を制限し、わが国の法律に関わりなく思うままに侵略と略奪をはじめとするあらゆる犯罪行為をすべてできる法的担保を用意した。この他にも、朝鮮沿海に対する日本の測量と地図作成の自由を保障するという条項をはじめ、公使及び領事駐留権、補充条約締結権などを強制した。

 このように「江華島条約」は、日本には有利に権利だけを付与して、朝鮮封建政府には一方的な義務だけを強要した不平等条約であった。

 それは、日本の侵略者たち自らが「条約は朝鮮での日本政府と国民の権益を規定したものにとどめ、日本での朝鮮政府と人民の権益は規定しなかった。日本の中の朝鮮人の生命財産のようなものはひとえに日本人の法律や命令によって支配されなければならない運命にあった」(「朝鮮開国外交史研究」日文、236ページ)と自任したことを見てもよくわかる。

 今日、歴史家たちがすべての国土が丸ごと外敵の植民地に転落して容赦なく噛みちぎられ、戦いの場に化した悲劇的災難と民族的受難は、他でもない江華島から、「江華島条約」から始まったとしているのだけ見ても、「江華島条約」が朝鮮封建政府を相手にした列強の「条約締結」騒動という侵略の「ドミノ現象」を生みだした侵略と隷属の火種だったということをはっきりと示している。

 その時から約1世紀半が過ぎた今日までも、日本反動層の侵略的、略奪的本性は変わらず朝鮮半島に対する侵略の歴史は続いている。

 今日、日本が過去の朝鮮人民に犯した巨大な罪悪について謝罪して賠償することは法的、道徳的義務であり、わが民族だけでなく、国際社会の要求でもある。

 しかし、日本の反動層は、むしろ彼らの侵略歴史と過去の罪悪を必死に否定しながら、謝罪と賠償の責任から逃れてみようと狡猾に策動しており、再侵略の妄想も捨てていない。

 日本の反動層のこのような行為は、わが民族の憎しみと怒り、報復の熱気を千百倍に燃え上がらしている。

 歳月が流れ世代が変わっても、わが国の自主権を蹂躙した日本の万古の罪悪を絶対に忘れずに必ず清算するであろう。(「わが民族同士」2月27日)