金正恩党委員長が希望に満ちた新年チュチェ110(2021)年を迎えて、全ての人民に親筆書簡を送った。
朝鮮中央通信が1日伝えた。
金正恩委員長の親筆書簡は次の通り。
「新年おめでとうございます。
新年を迎えて、全ての人民に謹んで祝賀の挨拶を送ります。
全国の全ての家庭の大切な幸福がより素晴らしく花咲くことを切に願うとともに、愛する人民の貴い安寧を心底から願います。
私は、新しい年にもわが人民の理想と念願が実現する新しい時代を早めるために奮闘するでしょう。
困難な歳月の中でも、変わることなく常にわが党を信じ支持してくれた真情に謝意を表します。
偉大な人民に仕える一途な衷心変わりないことを今一度誓いつつ。
金 正 恩 2021.1.1」
金正恩委員長が、新年の辞ではなく、全人民に親筆書簡を送ったのは初めてで、間もなく朝鮮労働党第8回大会が開かれることと関連しているものと思われる。
一方、金正恩委員長は新年に際して1月1日零時、第8回党大会の代表者と共に錦繍山太陽宮殿を訪れた。
金正恩委員長は金日成主席と金正日総書記の立像に花籠が献じた。 また主席と総書記が生前の姿で安置されている永生ホールを訪れて最も敬虔な気持ちで謹んで新年のあいさつをした。(了)