朝鮮では、醤油、みそ、食用油などの調味料を生産する基礎食品工場がピョンヤン市をはじめ恵山市、元山市、清津市、新義州市、新義州市等々すべての道の道都、数多くの市、郡などに設けられ、質が良い基礎食品を生産して、人民の需要を満たしている。
「朝鮮の今日」は24日と25日に各地の工場で生産されている基礎食品の一部を写真で紹介した。
朝鮮では去る2013年6月、金正恩委員長は生産工程がオートメーション化されるなど近代的に改修されたピョンヤン基礎食品工場を現地指導した。各地方ではピョンヤン基礎食品工場をモデルに基礎食品工場を建設、もしくは改修が進められてきたが、今年の年初から工場の近代化と食品の質向上のための事業が地方工業省の指導で集中的行われた。地方工業省では生産工程近代化のための標準設計を示して指導、多くの工場で近代化工事を終えている。例えば黄海南道の道都にある海州基礎食品工場では超音波による味噌と醤油貯蔵タンクの自動レベル測定システム、塩水タンクなどを製作設置し地下塩水からの塩製造工程の確立に加え、石炭ガス発電システムも独自で構築するなどの近代化工事を7月までに終えている。
朝鮮のこのような現実を知ってか知らずにか、一部では朝中間の貿易額減少を持って、朝鮮には“醤油も塩もない”などとする悪質なプロパガンダが横行している。
朝鮮では早くから醤油、みそ、塩などの基礎食品は自給自足しており、中国からの輸入を前提にした誹謗中傷は、無知と悪意の所産に過ぎない。(了)