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軍主要指揮官に「白頭山記念拳銃」を授与(2020.7)

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金正恩委員長、朝鮮戦争勝利67周年に際して、軍主要指揮官に「白頭山記念拳銃」を授与

核抑止力によって国家の安全と未来は固く担保される

 7月2日朝鮮労働党中央委員会第7期第14回政治局拡大会議。金正恩委員長の司会下で①国家非常防疫事業を強化し、現在の防疫形勢をより強固にする問題②ピョンヤン平壌)総合病院建設を進め医療サービスのための人的及び物質技術的な保障対策を講究する問題ーを討議。

 7月18日朝鮮労働党中央軍事委員会第7期第5回拡大会議。金正恩軍事委員会委員長が指導。人民軍指揮官に対する党的教養と指導を強化す問題を討議し、武力機関腫瘍職責の組織問題を討議。

また会議では、▲軍事情勢と潜在的な軍事的脅威に対処するために重要部隊の戦略的任務と作戦動員体制を点検し▲国家の戦争抑止力をより一層強化するための核心問題を討議する軍事委員会非公開会議開催。核心的な重要軍需生産指標を審議承認。

 7月20日:金正恩委員長、ピョンヤン平壌)総合病院建設現場を現地指導したと「労働新聞」報道。

 7月23日金正恩委員長が、建設中にあるクァンチョン鶏工場を現地指導したと、 「労働新聞」が報道。同紙は、「党の構想に従って黄海北道ファンジュ郡クァンチョン里(黄州郡光川里)に新しく建設されているクァンチョン鶏工場は、美味しくて品質が優秀な卵と鶏肉を年間数千トン、数万個を生産することになる現代的な鶏工場」であると指摘。

 7月25日金正恩委員長が朝鮮労働党中央委員会政治局非常拡大会議を緊急招集。「ウィルスに感染したと疑われる越南逃走者が3年ぶりに、不法に軍事境界線を越え去る7月19日帰郷する非常事件が発生」、「不法帰郷者の上気道分泌物と血液に対する数回の該当する検査を行い、悪性ウィルス感染者と医診(診断)できる釈然としない結果」が出た事と関連、国家非常防疫体制を最大非常体制に移行することを決定し、特急警報を発令

 7月26日朝鮮人民軍最高司令官である金正恩国務委員長、祖国解放戦争勝利67周年に際して、共和国武力の主要指揮官に「白頭山」記念拳銃を授与。また、金正恩委員長は、祖国解放戦争勝利67周年に際して、祖国解放戦争参戦烈士の墓を訪ね、人民軍烈士に崇高な敬意を表した。

7月27日金正恩委員長、第6回老兵大会に参加し祝賀演説。▲残酷な戦争の痛みを繰り返さないために、戦争を抑止する絶対的力を持つために、険路逆境を克服して核保有国への発展の道を歩んだ▲自衛的な核抑止力によって、これ以上戦争という言葉はなく、国家の安全と未来は固く担保される▲わが国が、世界が無視することができず、認めざるを得ない戦略的地位を得たーと指摘。

 「非核化措置対制裁解除」から「敵対視撤回対朝米協商再開」の枠組みに

 7月4日:崔善姫朝鮮外務省第1次官、米韓が米大統領選挙前の朝米首脳会談開催が可能であるかのようン言辞を発していることと関連、談話発表。「我々と枠組みを新しく作る勇断を下す意志もない米国」とは「対座する必要がない」と言及。

 7月7日クォン・ジョングン朝鮮外務省米国担当局長、文在寅政権が「朝米首脳会談仲裁」を云々していることと関連、談話を発表。文在寅政権は「でしゃばりも止める時になったようだが、その癖を直すには薬も処方もないようだ」「再度明白にしておくが、我々は米国の人と対座する考えがない」と強調。

 7月10日朝鮮労働党金與正党第1副部長、朝米首脳会談と関連し談話発表。「朝米間に深刻な対立を解消できない意見の差が存在する状態で、米国の決定的な立場の変化がない限り、今年中に、またこれから先にも朝米首脳会談は不必要であり、最小限われわれには無益だ」、また、ハノイ以後「われわれは制裁の解除問題を米国との協商議題から完全に捨ててしまった」と述べ、「非核化措置対制裁解除」という過去の朝米協商の基本主題が、これからは「敵対視撤回対朝米協商再開」の枠組みに変わらなければならないと指摘。

7月11日朝鮮外務省のスポークスマン、英国を非難。「去る6日、米国の操り人形である英国が人権蹂躙に関連する独自制裁法なるものを発表し、『脱北者』というクズの連中が提供した虚偽捏造資料に基づいて我々の国家保衛省と社会安全省を第一の制裁対象と指定する重大な挑発行為を働いた」と指摘、「英国の今回の行為は徹頭徹尾、米国の対朝鮮敵視政策に便乗した汚らわしい政治的謀略策動である」と糾弾。

 7月15日朝鮮外務省スポークスマン、南シナ海問題で中国を中傷したポンペオ米国務長官を非難。

 日本の軍事大国化に警鐘

 7月15日朝鮮外務省スポークスマン、日本政府が「2020防衛白書」で朝鮮を攻撃したことを非難。特に「敵基地攻撃能力」保有云々は、極めて危険な軍事的動きで、火の中に飛び込んで焼け死ぬ愚かな蝶のように、政権の破滅を速める悲惨な結果を招くと指摘。

7月17日朝鮮中央通信、日本政府が「宇宙基本計画」を決定した事と関連視して論評発表。「新しい宇宙基本計画とは宇宙軍事化を促して軍事大国化を必ず実現するための露骨な行動シナリオであり、宇宙空間を戦争舞台とした危険極まりない侵略計画」と非難。(了)