Korea News.com(コリアニュース.com)

激動する朝鮮半島のニュースを正確、迅速に伝えるべく努力します。 朝鮮半島の平和と統一、朝日の親善、アジアと世界の平和を願って。

【スポンサーリンク】

温室野菜栽培の中心施設 ピョンヤン野菜科学研究所

f:id:gwangzin:20200717153217j:plain

ピョンヤン野菜科学研究所

 ピョンヤン野菜科学研究所は、朝鮮で温室野菜栽培を広めるうえにおいて中核的役割を果たしている大規模温室野菜農場だ。

 金正恩委員長の指導下で、昨年に咸鏡北道鏡城郡の仲坪(チュンピョン)の空軍基地跡に大規模温室野菜農場が建設されるなど、朝鮮では近年温室野菜生産が推奨され、農場が各地で建設されている。

 ピョンヤン野菜科学研究所は、各地の温室農場で栽培する多収穫品種、優良品種を新たに育種するなど、温室野菜栽培の科学科、集約化を実現、新品種を広め収穫高を伸ばすために大きく貢献している。

 「朝鮮の今日」(7.16)の報道によれば、ピョンヤン野菜科学研究所では今まで「温室きゅうり31」号、「温室すいか2」号「ホンベチェ1」号をはじめ50余種の新品種を国家農作物品種に登録した。

 同研究所ではさらに、栄養液供給および環境管理の方法、コンピューター画像資料による早期栄養状態の診断技術など、温室野菜生産に必要な先進的な技術、方法を研究開発してきただけでなく、トマトの生産量を町歩当たり300トン以上に引き上げるなど、温室野菜の収穫高を増やしている。

 ピョンヤン野菜科学研究所ではこのような研究と実践での成果に基づき、毎年温室野菜部門の科学技術発表会を組織するだけではなく、農業省など該当部門との緊密な連携下で、温室野菜栽培の指導書と各種の図書、多媒体編集物を制作し配布してきた。

 「朝鮮の今日」は、ピョンヤン野菜科学研究所は「全国的に温室野菜の生産熱を大きく高め、科学的に担保する先鋒的役割を立派に遂行」していると指摘した。

f:id:gwangzin:20200717153157j:plain

f:id:gwangzin:20200717153139j:plain