朝鮮半島の大同江や漢江流域に分布しており、淡水魚としてはおそらく最高の高級魚だろう。
刺身やなべ料理で食されるが、1980年代、南北会談で北の地を訪れた南側代表団に刺身が振舞われたことがある。淡水魚にありがちな川臭さは全くなく、白身で油が乗っており実に美味。
日本語ではコウライケツギョと呼ばれるが生息していない。
朝鮮のインターネット情報サイト「朝鮮の今日」は5月29日に平安南道のヨンプンホ(延豊湖)湖畔に設けられたヨンプンホ放流漁業事業所を紹介した。
ヨンプンホ放流漁業事業所では、ソガリを養殖する一方、毎年ソガリを人工ふ化させ数万尾の稚魚をヨンプンホに放流している。
金正恩委員長はヨンプンホ放流漁業事業所が完工段階に到達した2018年8月に同事業所を現地指導している。
ヨンプンホ放流漁業事業所は運営をはじめわずか数年だが、ソガリの養殖技術を確立し、年に数万尾の稚魚を放流するに至っている。